スキルアップや収入アップなど、様々な目的で上京を決意する地方在住の看護師は、年々増加しています。
例えば、都内にある医療機関の中でも、最先端の医療の研究が行われているところや、仕事上で様々な種類の医療機器に触れられるところを職場に選ぶことで、看護師として順調にキャリアを積むことができます。医療従事者が不足している医療機関においては、看護師の免許を持つ地方出身者を迎え入れるために、住居手当の金額を増やしたり、新しく職員寮を用意したりするところも多くあります。
そのため、上京後に理想的な待遇で勤務を始めたい時には、首都圏内の看護師の求人情報が豊富に掲載されている転職サイトに登録をしたり、最寄りのハローワークの職業相談員に助言を求めたりするといいでしょう。
上京して働いている地方出身の看護師の体験談は、ネット上の人気のソーシャルメディアやブログなどで紹介されることがあります。そうした中、上京の必要性について迷っていることがあれば、様々な媒体を使いながら、日ごろから将来に役立つ情報を集めておきましょう。
なお、国内でも有名な大学病院や総合病院においては、居住地にかかわらず優秀な看護師を好待遇で採用しているところも少なくありません。そこで、看護業務の経験や能力に自信があれば、ベテランの看護師の間で評判の良い医療機関の求人募集の有無を調べたり、人事担当者や看護部長などの管理職にアプローチをしたりしましょう。